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ストローク・オブ・ジーニアス 2015/11

アメリカのビリヤード雑誌のBIlliard Digestのサイト(ちなみにアメリカでは雑誌がいくつかでてますが、BDが一番好き)では、毎月ストローク・オブ・ジーニアスという記事が出てます。

その中から素敵なやつを紹介。

ワンポケットでは定評のあるスコット・フロストのショットです。ちなみに右下が自分のポケットですから、右下のポケットにいれたら、そのまま続けられます。逆に相手のポケットは左下ですから、相手には左下のポケットへ球が入れられるようなショットを残してはいけません。

 

このショットはバンク、コンビ、キスで入れてるってのもポイントですが、それ以上のポイントは手球のポジションですよね。

たとえ外しても手球が上のレールについているので、そのままのショットは相手に残らず、そしてもし入ったら自分の側のショットは残ってます。ワンポケットでは、入れも大事ですが、外す可能性があるショット(←ほとんど)の場合は手球のポジションが大事、そして同時に外した時にも的球がポケット前にのこるような力加減というのが大事になります。

(このショットの場合は、的球が全体的に右側に寄るというのもポイントですが)

 

ちなみに解説などは、BIlliard Digestのサイトのこちらのページで。

「ストローク・オブ・ジーニアス 2015/11」への2件の返信

ワンポケの場合は自ポケットに的玉を寄せる意識で撞くのが普通なので、最後のキスインはおまけみたいなものかもしれませんね。それにしても、(1)相手のチャンスポールの7番を遠ざけて、(2)(3)自ポケットに13番15番を寄せつつ、(4)8番をインして、(5)きっちりセーフティ…という結果として1ショットで5つの仕事をしたわけですからやっぱり凄いショットですね!(ワンポケがチェスに例えられるだけありますね)

myさん、こんにちは。
バンクでクラスタに裏から突っ込んで自ポケット側に寄せるのはセオリーだと思いますが、あれ入れるのはスゴイですよねー。おっしゃるように、もしかすると入ったのはマグレかもしれません(^^;;
スコットフロストだから、狙いかなと思いますが。

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