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雑談

スーパーマンを待っている日常

行け!武蔵小山撞球隊のBOSSことボス(?)が面白いネタを書いてました。

「天才プレイヤーが食っていく方法」

こんな天才プレイヤー、どうやって食っている?というネタです。是非、上記のリンク先を見てからお考えください!

  • ブレイクは球の形が変わるくらい強烈で、しかも正確無比。
  • 手球は自由自在で見える球はなんでも入る。
  • いや、見えない球も入る。
  • エフレンさえも青ざめるほどの才能と技術を持合わせて、対戦相手はうっとり私のプレーを眺めているだけ。
  • しかも年齢は25才。
  • この条件でビリヤードで食っていくには?というものです。

少し考えると、まず、賞金で食っていくというのがありますよね。おそらくアメリカ在住で海外の試合なども出まくっていけば賞金総額1000〜1500万円くらいは稼げますよね。遠征費などの経費がかかりますが、そこはキューなどのスポンサーやチャレンジマッチなどの費用で相殺と考えます。

うーん、イマイチ^^;;

次に考えたのが、賭け球。日本ではアレなので、もうちょっと大きな賭けができそうなアメリカやイギリスなどでしょうか?ただし、大きな金額が動くような賭けというのは、五分五分に近いような条件でないと相手も受けません。例えば10ボールで「ハンデボール8,9,10で、13先」とか、そういった感じですよね。こんな条件でも勝ちまくっていれば、すぐにハンデが厳しくなっていくだけでしょうし..

昔のように情報が出まわらない時代ならば偽名を使って実力を隠しながら点々とするという手もあったでしょうが、インターネットやSNSの普及などによってそれも難しそう。大きな金額の賭けをしてれば、すぐにYoutubeに動画などアップされてしまうのが見えてますけどね。

最後に腕を活かして、カタールやクウェートなどのお金持ちにコーチとして雇ってもらうパターン^^;; なんか、収入が誰かの気まぐれになっているってのがリスキーな気がしますね。

こう考えると、やはりビリヤードというのは「食っていく」というのは難しそうです。結局、プロをやりながらどこかの店(日本ならバグースなど)に所属して…というパターンでしょうか。

むしろ天才プレイヤーの条件がこうでないといけないということですよね。

  • ビリヤードの実力は国内トップクラス(がんばると世界レベルとも戦えそう)
  • 親のコネなどが十分にある(小泉進次郎やDaigo以上)
  • 若くてカッコいい
  • すばらしく弁舌が立ち、テレビ局などで行うプレゼンテーションが神レベル
  • 説得の達人で、ビリヤード協会やJOCの偉い人なんかを、なだめすかして、脅して動かすことができる

うん。これなら食っていけそうです^^;;

わたしの持論では、日本のビリヤード界に必要なのは、若い天才的プレイヤーでなくて、その若い天才プレイヤーのためにスポットライトを当ててあげられるプロモーターだと思っています。

「あー、そういう人いるといいよねー」とは思いますが、スーパーマン待ち以外にそれぞれの人ができることもあると思ってます(←ぼくがいくつかの団体に不満なのはこの辺) 

「じゃあ、お前なにしてるんだ?」というツッコミは受け付けます:-<<<

「スーパーマンを待っている日常」への6件の返信

私も、プロモーター等の営業力を有する人が必要だと思っています。
ピストルズのマネージャーとか、ああいった類の人が必要かと。

根本的に業界にお金がないから、現状でプレイヤーの技量で食っていくって多分無理筋ですよね。
業界に継続したお金を持ってこれる人がいて、初めてプレイヤーの技量でって話になると思います。

日本に限って言えば、ちびっ子プレイヤーが若い天才に成長する‘ストーリー’が必要かと。卓球、フィギュアスケート、テニスしかり。プロモーターの有無は重要でないような気も。
嗚呼、当然のことちびっ子の出入りする球屋は最低でも分煙、できれば禁煙。賭け玉禁止。あまり怖い顔をして撞かない、楽しそうにしているビギナーさんを睨みつけない、笑顔を忘れない。
まぁ、1つずつですよ、1つずつ。

プールにこだわらなければ、素直にスヌーカーに転向で(汗)

Fumyさん:
こんばんは。おぉ、ぼくが漠然と思ってたことが綺麗に言語化されてました^^;;
なるほど、業界ごとにステージ1(業界にお金がない状態で、技量があっても食っていけば)とステージ2(業界にお金があるので、技量で稼げる)があるってことですね。スッキリしました(^^)//

myさん:
若者とストーリーですよね、わたしは、それまでに十分な市場の醸成が必要と思ってます。テニスくらいのビッグスポーツなら、なんとか君がいれば、地上波放送もありそうですが(WowowやNHKのBSでは放送してましたし、昔はスポンサーがやってたニチレイカップ(だっけ?)とかやってた気がしますが)、卓球くらいだと深夜放送があるくらいですよね..あ、一時はゴールデンでもやってましたか。

分煙や賭け球などは同感です:-> 今はもうないと思いますが、昔は公式戦ですら分煙と言いながら、試合中の人だけ禁煙で会場が煙たいとか、その後、会場内禁煙…だけど、運営者は喫煙可とか酷い状態でした^^;;; 今は…ポケットではそんなことはないと思いますが:->

ラガマタさん:
それだ!!!
って、本質的な回答じゃないですが、実際にはそれが大正解ですね^^;;;;といっても、スポーツにしろゲームにしろ、やってる人はそういう視点で考えてなくて、その競技に惚れ込んでいてやってるんだと思いますが..

先日の、アップルトンが書いていた記事を思い出しました。(その件をブログに書いたかは覚えてないですけど)

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