たびたびこのブログでも話題にしていることの一つにトビがあります。
このブログではトビと表記した場合は、手球の横を撞いた時に手球が横にずれることです。わたしはズレとも言います。
英語ではdeflection(ズレ)とか、squirt(キューによる横へのズレ)というのでしょうか?
日本語では、見越し(みこし)という人もいますが、「見越し」というと、このズレを見越したプレイヤーの補正のことを指しそうですので、わたしは見越しという言葉は使わず、「ズレ」か「トビ」といいます。
ちなみに「トビ」というと、縦のジャンプのことを指す場合もあるのですが、わたしはこれは「跳ね」と表現します。「縦トビ」とか「縦のトビ」という人もいるかもしれません。
さて、本題です。
朝からLineで「ショットスピードによってトビの量は変わるか?」という話題が降ってきました (^^;;
ぼくの感覚では「え?当然、ショットスピードが早くなればトビは増えるでしょ??いまさら何を言ってるんですか?」って感じです。
こんなの検証しなくても、分かるでしょ。
あたりまえ、あたりまえ、あたりまえーっ、と思ったのです。
要はこういうことですね。
この斜め線か横線のどっちが正しいのか?
答えは簡単ですよね?
こちらのファイル(英語)をみてください。図2(Diagram 2)に答えがあります。
「トビは速度に関わらず一定」
がーーん、速度によらないんか…
これまで自分は、まったく速度とトビが比例していると思っていて、ずーーーーーーーーっと、そのように見越しをとってきていました。
もしかすると、これは自分がショットスピードを上げた時の癖のせいなんでしょうか??
うーん、この結果はすごく違和感あるんですよねー。
次にビリヤードするときにいろいろ試さないとです!
ちなみにこの検証面白くて、図3には、キューの柾目か板目かによるトビの量の検証とかありますね(結果、変わらない)
相変わらずこのサイトは最高です。
「トビとスピード」への8件の返信
なんだってーΩΩΩ(笑)
と言われても体感的にそう感じたことは無いッスね。
実践的には払って撞いたりインパクトでゴマかしたりして合わせますし。
ともあれいっぺん撞いて検証してみたいですね。
シャフトの重さに関してタップから7インチ以内がトビに大きく影響するとか面白いですねえ。7インチ以内だとわずか0.3g重いだけでも相当な影響があって1.1gだとさらに影響大。
英語わかんない私からすると、こんなん探してくるなすみそさんスゲエとしか言いようがないです。
ラガマタさん:
そうなんですよー。上級者はごまかしちゃうんで、体感できないことがよくあるんだと思います。
っていうか、そもそもこのロジックがよくわかりません ><)
myさん:
エンドマス(先端の重さ)ですよねー。当然、先端に近づくほど影響が大きいはずです。
そのせいか、最近のシャフトはほとんどが先っちょにいろいろしてますよねー。
ちなみにこのサイトは情報の宝庫なので、このブログでは物足りない方にはオススメです^^;;
キュースピードより撞き方によってトビが変わる印象ですね。
タップに乗せるように撞けばトビが減り、ガツンと撞くとトビが大きくなるように感じます。
実際にはどうなのかは分かりませんが、そんな感覚で撞いています。
普通の時はこの位で 強く突くからそれよりも って、変えてついてます。
なので僕も信じられないです。
突くときの加速度 って 考えられてる結果なのでしょうか?
ガクさん:
撞き方でトビが変わるという方多いですよねー。そしておっしゃるように、実際には分からないけど主観的にそのような感覚、というのがビリヤードではいろいろあるようです。
このあたりをできるだけ減らしていきたいんですよね~^^;; (今回の話もスタート地点はそこでした^^;;
ポルさん:
厳密にいえば、撞くときの加速度。厳密に言えばインパクトの時の加速度の影響はあるはずですが、それは考慮していません。というか、元記事ではそこまでの検証ができていません。
理論的には、インパクトの時に加速をするように撞いたら、インパクトの際のキューが逃げるのが遅くなるのでトビが増えると思うのですが、実際に人間がどこまでそのようなことをできるのかが謎です。
そして、多くの上級者は、インパクトの時にキューが加速するように撞いたら、トビが増えると感じていない以上、どちらかというとこれは物理現象でなく、感覚の話題なのかな、と思っております。