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キュー

しなりでパワーを出す派

ビリヤードでよく言われることの一つにしなりでパワーを出すというのがあります。例えば「メープルのバットなのでしなりでパワーを出す」なんてのはTADについて言われがちですよね?

また、パワーのない人はブレイクキューは少し柔らかめのシャフトを、パワーのある人は少し硬めのシャフトを使うってのもしばしば耳にします。

ゴルフのシャフトはスイングスピードに応じてスイングスピードが早い人は硬めと聞いたことがありますが(←漫画で読んだだけ^^;;)、ビリヤードはどうなんでしょうか?

そもそも、シャフトってショット時にそれほどしなるものなんでしょうか?(まぁ、しなるけど平撞きでショットスピードに影響がでるほどしなりの差があるのかな??)

うーん。

うーん、わからない^^;;

ショット速度に影響を与えるようなしなりがあるのかな…ない気がします。

これを見る限りではおそらく1000fpsではしなりを検知できなさそうですから、うちにあるカシオの安物ハイスピードカメラでは検出できませんね。3000fpsとかの高い機材をなんとかどこかで借りだしてもあやしい。検証方法を考えないとダメだと思います。

よく考えたらブレークキューでも良いものと普通のもので、私にとってはせいぜい1km/h(≒3%)程度の速度差しかでません。しなりが球との接触時間を仮に10%伸ばしていてもおそらく普通のハイスピードカメラではわからなさそうな気がしてます。

この疑問が出た時は、カメラで調べられるなー、と思ったんですけどねー ><)

 

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雑談

ブログに何を書くか?

今週の金・土で東京に行く予定ですが、誰からも反応もらえてませんT_T) もし土曜日の昼間(はやめ)にお時間ある方はこちらにコメントいただけるとしっぽを振って喜びます:->

さて、ビリヤードブロガーの端くれをやっているんですが、わたしのような無名の底辺A級と違ってビリヤードのプロの方もブログをよくやってますよねー。

でも、しばしば残念に思います。

まず、ありがちなのがタイトルが分からない。クリックしない限り何が書いてあるか分からない記事はそのプロのごく身近なファンしか見ないですよね ><) 超残念。

あとは書く内容ですよねー。昔、某所で書いたネタを掘り出してみました。

 

blogに書くこと

(内容は、川浦他, 1999,「人はなぜウェブ日記を書き続けるのか:コン ピュータ・ネットワークにおける自己表現」,『社会心理学研究』,Vol.14,No.3,pp.133-143より)

ちなみに、わたし調べによると、この4つのバランスが大事です。ひたすら日記か備忘録を書いているブログもありますが、せっかくプロ(=見られる立場)ならばむしろ他者に読んでもらうことを意識すべきですよね?

ちなみに、以前、SNSの書き込みやブログを調査していたことがあるんですが、他者志向の事実を書いたもの(例えば「この球はこう撞くといいよ」とか「**の試合に出てきました」とか)、他者志向の心情(「**の試合は勝ち負け負けでした。練習しなきゃだめだなー。あの8番がくやまれるー」とか)をメインにしながら、たまに自分志向の心情(「最近は、なんか疲れやすいんですよねー。夏バテぎみかなー」とか)を混ぜていくというのが、私のオススメです:->

 

自分の書いた記事が上の4つのどのあたりに位置しているのかを意識しながら書く。そして、上の4つのジャンルでどこかに重心を置きながら、多少ちらばせるってのがポイントだと思います:->

せっかく「見られる」側で、コンテンツ力があるので、集客できる(=お店でなく個人にファンがつく)プロが増えると嬉しいなーと思います:-)

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観戦記・ビデオ鑑賞

ジェイソン・ショウvsアール・ストリックランドの因縁ショー

世界14.1選手権(World 14.1 tornament)はミカ・イモネンの優勝で幕を閉じましたね。
準優勝はスト様こと、アール・ストリックランド。会場であるスタインウェイがホームですよね。

そしてベスト4では難敵トーステン・ホーマンを破った我らが羅立文(ロー・リーウェン)プロがイモネンに敗れましたが、もう一方のストリックランドに敗れたジェイソン・ショウは大きな波乱を含みだったようです。

要は、ストリックランドがコールミス(違う球をコールしてポケット)をしたのです。しかも2回^^;;

1回目はコールミスが認められたのですが、ストリックランドvsショウが189-184の時に「2番」をコールしながら「10番」を入れるというコールミスをしました。

これにもちろんショウは猛抗議。一方、審判は….寝ていたらしいです^^;;;

問題のシーンがこっち。

 

審判見ていない宣言…

 

この試合の裁定ですが、審判(2016/09/14追記 審判でなくトーナメント運営サイドの人?)はショットを有効と認めています。

10番が明らかだったので、ジェントルマンコール的には10番です。2番のコールは凡ミスということで無視でしょうか…

かなり異論があるシーンですが(そもそも審判見ていないし)…

結果、ショウは棄権です。

相手がストリックランドで、ベスト4のうちの唯一のアメリカ選手で、スタインウェイがホーム。

そして、ストリックランド…

うーーん。

あ、羅プロのDVDがCuesさんから発売らしいですよ!買わなきゃ!

2016/09/13追記

InsidePool(←アメリカのビリヤード雑誌)のニュースを見ても、セレモニーの写真で3位の羅プロはいてもショウはいません^^;;;

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キュー

シャフトは重い方が良いという意見

昔からよく言われているし、よく聞くものの本当かどうか分からないってことがあります。その1つが上のシャフトは重い方が良いという意見です。

ちなみに他にシャフトの柾目と板目はどちらの方向で使うのが良いのかというのがあります。たしかメウチのレッドドットというシャフトは赤い点がういていてこれを上にすると良いと言ってましたね。メウチがマイス・デストロイヤー(神話の破壊者)という機械を作って、プレデターの314よりも良い、みたいなことをやっていた時期だと思います。

mythdestroyer

ちなみに最近の検証の結果、この赤い点の方向はほとんど関係ないことが分かってます^^;;ちなみに比較的几帳面な友人が使っていたレッドドットシャフトは、タップが赤い点の方向(=真上)ばかり減ってしまい、すぐにタップ交換をしなくちゃいけなくなりました.. ^^;;

 

さて話を戻して、シャフトに関する神話の1つが「シャフトは重い方が良い」というものです。シャフトの木がしまっているので良い、ということですね。一方で、シャフトは乾燥していた方がいいので、カスタムキューメーカーだと10年寝かせたシャフトを使うといったことを聞いたりもしますよね?

たしかに「木が締まっている」という言葉を見ると、「締まっている」方が良さそうな気がします。でも、「湿気を吸っている」シャフトだったらあんまりよくなさそうです。もしくは、「純粋な木は、余計なものがないので軽い」のかもしれません。

実際には、シャフトのトビを意識するならばシャフトの先端部(先端に近い側)は軽いほうが良いといえます。一方で、シャフトの重さがパワーと比例するならば、重い方がよさそうです。もちろん、重い分トビが増えますが…

もちろん、このパワーとトビの検証は「他が同じならば条件」という見えない条件の下のもので、実際には「他が同じでない」んだと思います。

じゃあ、シャフトは重い方がいいの?軽い方がいいの?

 

この答えは「やってみなければわからない」ですよね?個人的には314シャフトでは、重さと性能の相関はないと思ってますが、そうでないという人もいますよね。ただ、「重いシャフトの方が良い」という意見が流布していると、検証をしてもそう信じてしまう人がおおいんじゃないかなー、と思ってます。

 

ちなみにシャフトに関する神話その3として、「シャフトは虎目のシャフトがいい」というものがあります。これもよく言われていますが、どこまで検証されているんでしょうかね^^;;;

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システム・球の動き

デュエルのアレ

デュエルのアレといえば、ビリヤードマニアならば分かりますよね?デュエルの一番有名なショット。(2番めに有名なのはUSオープンのソフトブレイクかな?)

これについていつものDr.Daveがビデオを上げてました!Cory Duelの有名なあのショットの検証です。

英語ですが、パソコンなら字幕をオンにして、日本語への自動翻訳をすればそれなりに分かるかもしれません^^;;

元のショットは以下のビデオの1:50くらいから。

元のデュエルのショットの解説(英語)はBilliard DigestのStroke of Genius(今月のベストショット?)にもありました。

Dr.Daveも言ってますが、このショットテレビテーブルという照明で乾燥していて、さらに新ラシャだからできるということもあります。

もし試す場合は手球にワックスをかけないと、ほとんどのお店のコンディションでは無理じゃないかなーと思います。

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ブレイク・9/10ボール

ナインオンフットに思うこと2

先日、某プロと話していた時にも、ナインオンフットの話題になりました。思っていたよりも、ナインオンフット時代はすぐそこにあるようです!!

もしかすると、来年は全部ナインオンフットかもしれない、と感じていました。

さて、ナインオンフットにすると、ハードブレイクがなくなるとか、コントロールブレイクでつまらないとかそういう話題がありますよね。

あれ?でも、そうですか?手球のコントロールとブレイクパワーの重視の比率でいえば、ナインボールは9:1くらい、テンボールでも8:2~7:3くらいじゃないですか?

そもそもテンボールだって、強ければ強いほどいいわけじゃないですもんねー。(←諸説あり)

 

さて、今のところの私のかんがえでは、ナインオンフットのブレイクに求められるものは、

1.30km/h以上のスピード

2.やや薄めに当てるため、厚みの正確さ

3.手球が跳ねないこと(ワンオンフットよりも1番と手球の距離が近くなってるので手球が暴れやすい)

4.できたら、少し順下をついて上記のことを行うこと

5.テーブルコンディションによる影響が大きいのでそれを読める能力

6.多少の運

こんな感じでしょうか?上から順ですが、結局全部必要じゃないか、と。

そして、この全てを揃えるってのは、テンボールのブレイクよりも難しいと思ってます。「ひと目みて派手」ってのではないけど「けっこう難しい」のがナインオンフットだと思ってます。

ちなみにわたしは手球が跳ねない対策のために、ナインオンフットではできたら革のタップのキューが使いたいです。手元にほどよいものがなかったので、現在は古い314シャフト(数字が書いてあるだけの猫のいない奴)を使ってます。

15年ものとかなので、先角が割れないかめちゃくちゃ心配なので、思いっきりハードなブレイクができないのが残念です^^;;本当はSolid 8Max なんとか、とかSolid なんとかVIみたいなアダム系のハイテクシャフトに、硬めの革タップをつけるのが一番じゃないのかなー、とか夢想しています:->

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観戦記・ビデオ鑑賞

武蔵小山撞球隊の配置図

BOSSという方がやっている武蔵小山撞球隊というホームページがあります。今はamebloですが、昔のホームページがなかなかいいです。

オススメはここの中の「イベント」というページ。ハスラー列伝を読むと何やら有り金全部を持って、道頓堀川沿いのビリヤード場に勝負しにいきたくなります。

ちなみにサービスの終了にともなってか、画像だか動画だかへのリンクがちらほら切れてますけど…でも、内容はわかります!

この中で「へんてこな球特集」というのがあります。是非見てみてください。

この中から、私が特にわからなかったものを無断で画像をパクって..載せてみます!!

なお、このページがいつのまにか消えていたらBOSS及びBOSS周辺からクレームがあったということでお察しください!!

まず、これ。3がクッションタッチで9もタッチ。手球フリーで9を入れたい、ってどうすんのー?

boss03

(なんとなくは想像つくけど)

そして、これ。3と9はタッチ

boss04

こういう問題が出されるってことは、あれをああして、あそこに入れるってことですよね。

大丈夫、理屈じゃないんです!

って、言ってもそんな簡単にできんでしょー。

 

どうすんのー?

と思ったら、解答っぽいビデオを発見。

かなり男前な方が撞いてます。

いやー、男前なだけでなく、球も上手いですね!!さらに、画像パクられても放置してくれる器の大きさも.._o_ _o_

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雑談

9/17に東京出張してます:->

私用(仕事だから私用じゃない?)で、9/16,17に東京に出張することになりました!9/16は完全に仕事なんですが、9/17は暇でーす。

もしよろしければどなたか遊んでいただけますでしょうか?軽くググッたところ、サンビリ西荻窪店に行こうかと企んでおります。6時間パックというのがあるので、朝9時から昼の15時まで^^;;

全部でなくてもいいので、一部でも付き合っていただける方いらっしゃいますでしょうか?(^^)//

ちなみに腕はへっぽこ級な上に、平均程度に人見知りですから、楽しませることはできません_o_

 

 

9/16追記

みなさん、おいそがしそうなので、昔の知人と遊んでまいりますー。サンビリにはおりませんのでよろしくおねがいします:-> (^^)//

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練習

自分を信じられない人は、他人からも信用されない

 先日、ひさびさにスリーを撞きました。1ヶ月ぶりくらい??

ひさびさにすると、いろいろ忘れてますが、忘れていることと同じくらいに問題なのが自分の感覚への信頼がなくなるってことですね ><)

たとえば(←適当に書いた図)、この球で黄色の厚みが「あれ?これでいいの??」と勝手に調整してしまったり。

sono1

 

逆にこういう球だとして、あれ?ヒネリ厚めにはいったらやばそうとヒネリを少し減らして、抜けたり…

sono2

 

要は、定期的にやらないと自分の球のラインに対する感覚に信用ができなくなって、ヒネリや厚みをずらしてしまうんですよねー ><)

ポケットでは、厚みに自信がないってことはあっても、手球のラインに自信がないってことはほとんどないですが(例外として、ほどよく引くって時に不安になって撞点を下げてしまって引けすぎってのはしばしば起こりますが)、スリーやってるとどんどんを不安が増していきます ><)

週1くらいでがんばろうかな..^^;;

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その他

ラックシートについて

最近のほとんどのお店にはラックシートがありますよね?

ブレイクの話をするとラックシートの話になりがちですが、とあるお店の人から「試合はラックシート持参で」なんていうアイデアを聞いたのがわたしとしては衝撃でした。

 

もともとはスリーポイントルールや、ナインオンフット(の9ボール)の話をしていたのですが。わたしの認識ではナインオンフットはテンボールやワンオンフットの試合よりもラック作りがシビアだとわたしは考えているって話からでした。

 

ラックシートについては、きっちり立たないとお店にクレームが来る、とか…

みんながラックシートを買えば少しでも業界が潤うとか。

たしかに、ビリヤードの道具っておよそキューくらいで、あとはチョークとグローブくらいでしょうか?もしマイラックシートならば、ボールが微妙に小さいお店用とか、いろいろ持ち歩くでしょうし、その分ラックの技術の差もでそうです。

 

あ、ちなみに今はマイラックシートなんて時代ではないので、ラックが上手く立たない場合は、お店のせいっていうよりも、そういうテーブルだと思ってます。つまり、「強く割る」ですね^^;;

基本的にハードブレイクは不要だと思っているんですが、やはりラックが立たない時などはハードブレイクにしないといけないですもんねー。あ、鈴木さんが最近書かれてましたが、どこまでラックをずらしていいのか?という標準的な範囲も本当は知りたいところですけど。

これ、いつも上級者に聞こうと思っていて忘れる件です^^;;