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雑談

1万時間

1万時間というのは、アンダース・エリクソンと、それを述べたマルコム・グラッドウェルの「天才」という本で知られているものです。

実はこの本と似てるマシュー・サイド「非才」の方が好きですが、

さて、これらの本を読んでいると、人間には「運動神経」のような一般パラメータがあって、「運動神経がいい」vs「運動神経が悪い」というよりも、むしろ野球用、卓球用、ビリヤード用といった個別のスキルの方が重要という印象があります。

といっても、もちろん「身体能力」といった言葉で述べられるようなものはたしかにありそうです。

一時あったボブ・サップブームの時に、日本のサッカー(フォワード)でボブ・サップがいたらどうなるだろう?、とよく夢想したものです。

なぜ、こんなことを思ったかというと、ふとプロレスラーのバッドニュース・アレンを調べていたからです。

アレンは大学時代に柔道をはじめて、そのまま33歳でモントリオールオリンピックの柔道重量級で銅メダルになったのです。って、全然バッドニュース・アレンの記憶がないんですが^^;;

これって柔道だからでしょうか?空手なんかもそうですが、身体能力の要素が多そうな競技ですよね?

一方、ビリヤードは身体能力の占める要素が少なそうな印象があります。

もちろん筋力が圧倒的にある人は、ハードショットをしても身体が動かないので有利だなー、とは思ってます。でも、そのくらい。

個別には、テニスや卓球のような手首を使うスポーツをしてた人は良いかも、という本当かどうか分からない話は聞いたことありますがそのくらい。

たぶんサッカーなら、持久力、走力だけでも全然違いそうです。陸上部なんかがサッカーやればサッカー素人の中では結構いけると思いますが、ビリヤードはそんなことはほとんどなさそうです。

先程かいたように、明らかに腕が太い人とか、筋力がある人は同じくらいのクラスの人の中ではハードショットが安定するので有利だなー、とは思いますが、その程度。

おわり。

「1万時間」への2件の返信

こんにちは。昨年の全日本アマローテを会場の現場で観戦していたのですが、この年のA優勝者・愛知代表の島田さんが特設テーブルで撞いていた風景を二階席から眺めていて、ある重大なことに気付かされたことがありました。それは・・・この人は、外見上は細い体つきだが、人並み以上の相当なインナーマッスルを備えているんだろうな、ということ。二階席という上からの俯瞰で島田さんを観察していると、構えてストロークをする際、場面によっては右手グリップが震えている(緊張のせいか)ときがあるんですが、それでもなお、頭、左肩、足元はまったくといっていいほど微動しません。これは、島田さん以外の県代表のプレイヤーを比較しても、体幹の安定度はどの選手よりも抜群だったことがとても印象に残ってます。

匿名さん:
おはようございます!コメント遅くなりました_o_

インナーマッスルはよくわかりませんが、体幹のズレというか身体のブレの少なさは上手いプレイヤーの必須条件ですよねー。アマもですし、プロ、そしてトッププロになるほど腕だけピシっと動いてますもんね~。島田さんは、がっちりした体格じゃないのに、ピシッとしたショットも身体がブレずにキレイに撞きますよね~。こういうのはインナーマッスルというのか、それとも「ビリヤードの技能」なのかよくわからないなー、と思ってるんですが。(他に応用が聞く「マッスル」なのかが不明)

そして、そんなことを感じながら観戦されてるんですねー。よく見えてますね。アマローテって客席が2階で上からだとちょっと遠くて観察しづらいですが..(匿名さんは審判されてたのかもしれませんが)

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