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システム・球の動き

クッションでの反射時間

ふと、クッションでの反射時間について計測してみました。ちなみにクッションでの反射時間ってこれまであまり気にしてませんでしたが、例えばスリークッションの裏回しの時にキスを回避する時に、厚めにドンと行くみたいなことありますよね?

これってわたしはショットスピードが速いと、クッションによりめり込むからクッションでの反射時間がかかって、それによってキスを回避すると思ってました。

さて、どうでしょうか?

縦軸は反射時間(単位はms)、横軸はショットスピード(単位はkm/h)です。ちなみにこれ、480fpsでデジカメで計測して、そのデータをコマ送りでチェックしました。そして画質がよくないため、どこからがクッションなのかというのがわかりづらいので1,2フレームの計測誤差が想定されます。(そして上の計測値は全てその2フレームに収まってる)ちなみに撞点や少し跳ねてるかどうかの違いはクッションでの反射時間にはほぼ影響しないと思います(あっても480fpsで1フレームの差)

これを見るとショットスピードによってクッションでの反射にかかる時間はほぼ変わらないか、わずかにショットスピードが速い方が反射時間が短くなるって感じでしょうか。

ただ、実際にはその反射時間の間に球が動くはずの距離という点では、速いショットスピードの方が長いわけです。(つまり一回の反射の間に動いていたはずの距離がショットスピードに比例する)、やはりキス回避には使えそうだと言う結論が得られるわけですが(←そんな結論調べなくても分かってる!)。

参考までに遅めと早めのショットの動画をアップしときました。

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雑談

2つのこと

小ネタ2つ。

あまり素振りをしないわたしですが、素振りについては、これまで素振りは立てキューとかハードショットとかの素振りをしてましたが、よく考えたらむしろゆっくりのショットの方が素振りに向いてるんじゃないか?と思い始めてきました。

ゆっくりのショットはプレッシャーがかかっている時などに抜きやすい印象があります。なんていうかキューを置きに行くようなショットをしてしまうことが多い。

ハードショットの場合はむしろフォームの問題であって、キューがまっすぐ出ないことはあっても、手先で変なことをしてしまうことは少ないと思いますが、ゆっくり系はそれをやってしまう。なんていうか、ゆっくり系のショットは自分の中でショットする基準がない感じがします。

 

ところで、もう1ヶ月近く前に原口プロのところにお邪魔させていただきました。その時にブレイクの動画を撮らせていただいたのですが、未編集のまま放置してました ><) (動画編集ツールの使い方忘れてるせい) このままだとヤバイので、そろそろ取り掛かります!書かないとやらなくなるんで、^^;; 乞うご期待 (^^)//

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雑談

モチベーションの問題

スポーツの楽しさとして、ゲーム自体の楽しさ、人との交流、上達すること、という3つのパターンがあると思います。

しかし、わたしのようなプレイヤーだと人との交流も少なく(球屋でないし、平日の昼間とかに練習してるし)、また上達というのもあまり見込めません。

いや、この最後の上達についてはきっとあるんだけど、ちょっとづつですから、あまり楽しさにはつながりません。

 

そうすると、わたしのビリヤードとのつながりでは、ビリヤード自体の楽しさがモチベーションの厳選となります。というかそれしかない。

 

そのせいなのか、仕事のせいなのか、寒くなってきて体調が悪くなってきたのか、全然モチベーションがあがりません。

いや、モチベーションはあるのかないのか分からないので、別の言い方をするとショットの正確性が下がってます。

全体的に集中できません。

 

うわー、テンションさがるわー。そもそも、読者のテンション下げてどうするの?><)

 

そういえば、最近素振りが気になってます。素振り…

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雑談

どうとる?

 

今年のレディース3C世界選手権でのトルコのGülsen Degenerのショットから、

配置はこれ。

 

赤からいくパターンがいくつかあるのかもしれませんが(ダブルクッション、二重回し、リボイス)どれもかなり無理めな気がする上にキスもやばそう…ということはアレでしょうか…思いつくけど、実行が難しそうなショットです。

 

というわけで、Gülsen Degenerのショットはこれ。

 

うん、ナイス。それしか言えない^^;;

思いつくけど、成功しないパターン。わたしは20回やって1回できる気がしません。上図は2クッションめのラインが微妙に違いますね^^;;

 

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キュー

BK-Rushの日本語カタログ

なぜか、Predatorのホームページになくて、Facebookで「プレデタージャパン」の記事で宣伝してます。

こちらにカタログへのリンクがあります。

しかし、まだ国内価格が不明..といいつつそろそろ市場に出るころですが^^;;

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雑談

時間との戦い

2ch読んでたら「C級の人、遅い」的な意見が書いてありました。いやいや、C級の人って、知識がないんだから遅くて当然でしょう:->むしろ、上手くなればなるほど考える必要がないわけですし。

例えばあるラインを通す時にC級は全然わからない、B級はある程度考えれば撞点が分かる、A級の人は考えなくても撞点が分かるって感じですよね。

なので、相手がC級の人の場合はあんまり気になりません。遅いのが当たり前だな、と思ってるので。

一方、ある程度以上の腕を超えた人で、プレーが遅い人はやってると非常にノリません。まぁ、遅いプレイヤーの相手が得意な人はあんまりいないと思いますが。

 

あと、遅いといっても撞くのが遅いにもいろいろあるでしょう。

考えるのが遅い、難しい配置の時に考え込む、ショットが遅い、難しいショットが遅い、とこれらを一緒に扱ってしまっていいのか、と。

(全ての)ショットが遅いと、考えるのが遅いは結構つらいですよねー。一方で、明らかに何も考えてないのもつらいですし…

 

と考えつつも結局、これらって自分のことを棚に上げて、相手にいろいろ要求してるだけですよね。自分だって遅いのに _o_

 

ところで、自作の配置図アプリを少しバージョンアップしました。

今更カーブがかけるように(30分くらいで機能追加できた^^;;早くやればよかった)

I/Fの目処もついてきたので、もう少ししたら公開しようかな、と思ってます。(が、Androidへのエクスポートがどのくらい大変かわからない^^;;)

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観戦記・ビデオ鑑賞

どうする?

先日のクレムリンカップの動画をいくつか見てました。といっても流し見ですけど..特筆すべきことはあまりありませんでしたが、そこから2つだけピックアップしてご紹介します。

トーステン・ホーマン(Thorsten Hohmann)対アレクサンダー・カザキス(Alexander Kazakis)の決勝戦より、ホーマンが6-8でのブレイクからの取り出し。

あなたならどうしますか?

 

 

ホーマンの答えはこれ。

これはみんなが思いつくけど、やっぱり難しい奴ですよね。自信がない人は1番を10番の裏に隠すような感じで手球をここまで走らせないというのもあるかもしれないです。キレイにスピンがコントロールできなくて、相手が上手くないならそっちもありかもー(プロはやらんでしょうけど)

 

 

続いて、ラルフ・スーケー(Ralf Souquet)対ミカ・イモネン(Mika Immonen)の試合より。スーケー2-5でのブレイクからの取り出し。あなたならどうしますか?

 

 

スーケーの答えはこれ。

これも思いつくけど、実際にここまでしっかり出来なさそう。特設だと、キレの量という面では問題ないでしょうが、このコントロールと、この撞点での厚みの精度がさすがスーケーですね。わたしがやったら手球が引けてきて、また厚みが違ってそのまま見えちゃうってパターンが見えてますけど ><)

1番の右側にぺろんとあてて4番を使って緊急回避的セーフティってのもありますが、相手がよほどセーフティーや空クッション苦手じゃない限りはあまりいい思いしなさそうですから、このセーフティが正解でしょうか。あとは思いつかない ><)

 

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練習

こっちとこっちが違う

というわけで精度をあげようキャンペーン実施中です。全体の精度を上げるというよりも、自分の精度が上がらない球を見極めて、個別に対応していくというのがポイントになります。

大きな方向性(というか苦手な球)は3つあると認識していますが。

ちなみに、「ビリヤードは初心者でもプロでもだいたい厚みは見えている」というのはわたしがC級のころに師匠的な人(会社の先輩)に散々言われたことです。これはある面真実なのですが、これを長らくそのまま鵜呑みにしていたために結構遠回りしたな、という部分があると思っています。

いやいや、ちゃんと考えようよ、ちゃんと自分のミスを把握しようよ、と。

ただ、一方で「ビリヤードは初心者でも、プロでもおおよその配置では厚みは見えているんだから、特定のポイント以外は厚みよりもストロークが大事」ということには同意します。

 

そういえば、日本では初中級者は「フォーム」、上級者は「ストローク」や「タッチ」という言葉を大事にする気がしますが、アメリカなどでは初中級者は「エイミングシステム」についてよく語っている気がします。なんでだろう。

日本ではあまりエイミングの話しませんよね。エイミングというと、例えばイメージボールとか、なんとかラインとかそうやって的球に狙いをつけるってやつですよね。

さて、わたしが苦手な配置の一つがこれです。

これ、レールに平行に(つまり薄く)抜きがち。いや、抜きガチというか抜きすぎくらいな勢い。

ちなみにこれ抜くのはこっち側が非常に多いです。わたしは抜くのに左右差は少ないタイプだと思っていますが、この配置については的球を右側に転がす場合は結構いけるんですよねー。

あと、撞点が下だったら大丈夫なことが多く、撞点が上だとヤバイです。これはキューラインが手球にかぶると厚みが見えづらくなるせいでしょう。

 

でも、なぜかこれだとオッケー。(あ、この図は左右逆で書きましたね、ホントは下のコーナーに入れるイメージ)

配置的には全く同じといってもいいはずなのですが、この配置では同じミスは発生しません。抜くことはあるけど、たぶん別の理由です。

なんとなく上の配置図の場合のみ、長クッションのレールに厚みがひっぱられてしまうんですよねー。そして、何故か短クッションでは起こらない。

こういうのって、ストロークとかタッチとか関係なくて、厚みの問題ですよね。厚みの覚え方?

まぁ、ともかく苦手なわけです。

 

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雑談

入れの問題と出しの問題

先日、ネット上では知っていたけど、実際にお会いしたことがない方がお店に来るというのでFatcatさんに行ってきました。

お店についたら、その方と、別の知人が14.1をしてました。雨の日のダイアモンドは渋い ><)

例えば、この球、1ポイントくらい引くだけですが、雨の日のダイアモンドは撞くまでもなくこれがしぶい。

ブランズウィックの3倍くらい難しい印象があります。いや、普通のA級だと相当な渋台以外なら、ブランズウィックなら問題がないと思いますが、これ抜けます。実際に、知人も抜いてました。ぼくのような底辺でなく、結構上手い方ですが。

 

二人の14.1を見ながら、考えていたのは入れの精度。上の図で1ポイント引くのは入れ?出し?ブランズウィックのテーブルなら出しという気もしますが、ある程度そのテーブルで撞いた後にジャスト1Pでなく、1~2P引くってなら、出しでなく入れの問題な気がします。

例えばこの配置。順下でこう出すのは出来ると思います。

 

…が、これ行くのかといえばわたしの場合は、日和ってヒネりを抑えがちです。もともとヒネリを抑えて撞くことが課題なので、基本的にはあまりヒネらないように撞くのですが、特にシュート率が落ちそうなコンディションではヒネリを恐れすぎ。

その結果、ポジション取れない..

 

その日撞いてた結構上手い知人は、そういうところもヒネるべきはちゃんとヒネる、と。まぁ、ヒネる「べき」と書いたら、ヒネるんでしょうが、わたしならもうちょっと抑えるんだろうな、と思うところもしっかりと行ってました。

 

これまで少し行き詰まっていて、どこに行こうか?、と思っていたのですがやっぱりシュート力の問題が大きいな、と再確認しました。

しっかりヒネっていやらしい球を入れられるように練習をしないといけないな、とあたりまえの課題を改めて認識しました。そしてその時の入れの精度ですよね。これ、再認識したところで、やるべきことが精度を求めることと、苦手なパターンを網羅することと考えたら結構な課題ですよね。結局、全部の球の精度を見直そうってことですし。しかし、入れだけとっても、それをやらないと差は埋まらないんだよなー。

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雑談

あなたならどうする?

(10/06 16:00頃修正)

ボーニングとパグラヤンのマネーゲームの配置。

序盤すぐ、パグラヤンのセーフティーミスからのボーニングの手番。

手球は上の短クッションの真ん中で、次は右サイドポケット手前の2番です。3番は左上のあたりです。

どうしましょう?

ちなみにボーニングはセーフティをここから行います。

 

(以下修正)

というわけで、動画が消えていたので記憶で書いていますが^^;;;ここからのセーフティーは手球が長→短で下の9にぴったり。

2番はこんな感じの2クッションかな(右の長→下の短から)、作図してみたけど、3クッションな気もします(右の長、下の短、左の長)

 

ここから、当てがほぼなかったので、パグラヤンはフットあたりにある5番をサイド前の4番にからめてトラブルを作り、ボーニングは手球フリーから2番を4番にキスさせながら左サイドインで、トラブルを崩しながら取りきってましたー。