カテゴリー
14-1

こわくて押せない その3

さて、

こわくて押せない
こわくて押せない その2

では、以下のような配置で押すのが怖いってことの検討をしておりました。

ちなみにその2での検討のように弾き気味の押しならば、的球とクラスタの距離が0.7-1Pくらいまでなら押しても大丈夫そうです(スクエアに当たると分かってるラインなら)

ただし、あくまでもリアルな配置の話でなく、単にスローモーションで手球の動きを確認しただけ。あとは実際に配置で試さないと…

と思ってたら、裏でいくつかのディスカッションが^^;;

結論からすると、押しもヤバイかもしれないという結論に^^;; ただし、これはあくまでも試してからじゃないと分かりませんよ!!!

やっぱり、いろんな配置で試してみないといけませんね。これがビリヤード:-> もちろん、シュート力さえあれば、こんな検証ぶっとばして、薄めに出してどんと引いておけばいいと思います(ホーマンやフェイエンの14.1参照)

ちなみに、押すとヤバイというので送られてきた動画がこれ。えー、ぼくの基準なら押しで行くか悩むライン。押しでいったら終了でしたね ><)

わたしの考える、現時点での一番の14.1巧者のジョン・シュミットのスクラッチですね。ホーマン、フェイエン、ジェイソン・ショウあたりはシュート力でしのいでる感が半端ないですが、シュミットはそういうタイプではないと思ってます。

そして、そのシュミットですら読み違えているという。

ちなみに、このスクラッチパターンは、クラスタの硬さによって発生します…が、このクラスタについてはパラメータが多すぎてわたしにはとても手が負えません。

というわけで、この話題は少しおやすみ(たぶん)

カテゴリー
14-1

こわくて押せない

先日、FatcatのオーナーのSさんが他の人に14.1の説明をしていました。それを横で聞いていた時に知らないことがありました。

この配置。

これで押しますか?という話です。ぼくはこの配置なら間違いなく引きます。前から2列めに当たるので、超しっかり引いて手前の短まで引いて向こうに戻すイメージ。

ちなみに図中の緑のラインよりも下に手球がある場合は押したりもします。

これは、手球がラックに当たった後に別の球に当たって、左下のコーナースクラッチということが頻繁に起こるイメージがあるからです。

ありませんか?

と思っていたら、Sさんいわく、ラックにキレイに当たる(完全にキレイにボールに当たる)ならば押しでオッケーとのこと。そこから押しが入って、左の短クッションの上から3Pあたりに手球が向かうかんじとのこと。

なるほどー。

っていうか、わたしはこういったフリがある球だと、押したらラックに当たる前に少しでも前に行って前から3列目との間あたりに当たったらアウトじゃん!(コーナースクラッチの可能性が高い)、と思っていたのですが、的球とラックがこれくらいの距離なら横に弾けるだけで押し引きの影響はないとのこと。

たしかに…!!

この配置なら押しもアリですね。

じゃあ、次の疑問は的球とラックの距離、および的球と手球のフリがどんな球ならば、こういった横に弾けている最中にラックに当たるかってことですよね?

撞き方にもよるけど、これって、カメラで録画したらいいだけじゃないですか?ぼくの計算によると240fps程度で録画すれば十分わかるはず。

(続く)

カテゴリー
14-1

羅プロのパーフェクト14-1

全国1100万のビリヤードファンの皆様、こんにちは。

今日は、そのビリヤードファンの35%を占めると言われている14.1プレイヤー必携のDVDのご紹介です。

CUE’sさんから先日発売された、先日の世界14.1選手権でも3位に入った羅プロの「羅立文のパーフェクト14-1」です。

って、すでにご存知かもしれませんね^^;;

なんとなく、「チルノのパーフェクトさんすう」「チルノのパーフェクトさんすう教室」を思い出しますが、それは言わない約束です。

内容は、基本的なブレイクのパターン、考え方、そして実際の50点のランという構成です。

1時間のビデオなので、内容としてはそれなりという感じで、14.1プレイヤーにとっては知っていることが多いかもしれません。

逆に1時間のビデオとしては十分すぎる情報量があります。日本語で14.1の基本をきちんと説明したまとまったコンテンツは初めてなので、14.1に興味がある方にはオススメです!

ちなみに14.1ってA級のゲーム、と思ってる方もちょくちょくいますが、わたしの周りではB級からやってる方が多いです!!(A級の人も14.1嗜む人もいますが、結構シュート力任せって人も多くてB級の人から見てもツッコミどころが多い人もよくいるかも^^;;)

カテゴリー
14-1

14-1オープンへ

前回、Fumyさんとブラッドさんとお会いしてきたと書いておりましたが、今回の上京の目的は、日曜日の仕事と、その準備。そして、せっかくなので、土日に行われいた14-1オープンの観戦が目的でした。

ちなみに14.1は基本的に一人で行うのに最も適したゲームだと思います(最も向いていないのはワンポケット?)

自分なりに目標の点数を決めて、それを目指して技術を磨いていく感じでしょうか?

私はビリヤード復帰して3年くらいですが、その間にハウストーナメントは2試合しか出ていないという感じなので、しばしば目標がなくなってしまいますが、その代わりに年ごとに14.1のハイランを目標にしています。

って、毎年ハイランチャレンジ形式(最初は手球と的球1個フリー)でハイラン50が目標ってだけなんですが..^^;; ちなみに10年以上前の43がベストで、それ以降は35くらいだった気がします… ><)

みなさんも、もし目標がなければ14.1のハイランを目標にしてはいかがでしょうか?9ボールや10ボールのシュート率というのでもいいかもしれませんが、数えるのがなかなか大変ですよね~。

さて、今回は土曜日に約3試合、そして日曜日の決勝戦を観戦してきました。

これは、決勝戦の直前の感じ。赤狩山プロはむかーし見たことありますが、その頃とは髪型がだいぶ違ってます^^;;


そして、これが最後の様子。

BDさんも別アングルで取られてました。ってか、こっちの方が画質もいいし、見やすい!

これが表彰式。ベスト4の栗林プロ、羅プロ、準優勝の土方プロ、優勝の赤狩山プロ。順当なメンバーですね。

今回はプロの14.1を見るというのが目的でしたので、まず初日は羅プロの球を見ていました。というか、これが上京の目的でした。

といっても書くことはあまりなく…当たり前なんですが、達人のビリヤードは普通に淡々と過ぎていきますね^^;; 適切な目を持たないわたしには気づかないレベルで。

いくつかブレイクで思うところがありましたが、それ以外は普通に正しい選択を行い、正しくショットして、適切にポジションしていくだけ..シンプル。そしてできない。

気づいたらどんどんとスコアを重ねて、相手はずっと撞かないので、1時間くらいついていないとこから急で入らない、と。

ただ、今回の決勝戦で、同様に土方プロが1時間くらい座った状態から、突然ほぼ全厚の球をできるだけドロー。そして、今度は土手から球1.5個くらい離れたロングショットを決めていました。トッププロすげー。

あとは、14.1の知識というよりも、14.1という局面でのプロのショットの素晴らしさを見てきたといったところでしょうか。やっぱベースが大事です、と。

わたしが見た範囲では津堅プロ、羅プロ、土方プロ、赤狩山プロが素晴らしかったです。ちなみに津堅プロ、羅プロ、土方プロは初めて生で見ました。

なお、この4人の中でも一番ショットが素晴らしかったのが土方プロでした。あのストロークとショットは、さすが日本のトップと思いました。機械の世界から来たのかよ、と^^;;

ファンになりました!!

ちなみに、これがマチルダさんがアップされていた羅プロのハイラン(100)の片割れ(2回のうちの1回)です。私は仕事の準備してて見ませんでした ><)

続く。

カテゴリー
14-1

ホーマンとアップルトンのシュート率でハイラン300は出る?

フェイスブックでフィル・カペルが先日行われた14.1の試合のホーマンとアップルトンのシュート率を書いてましたね。

決勝戦のものだけですが、ホーマンが300点で8ミス、アップルトンが250点で4ミスだったようです。

ここで、ホーマンのシュート率は97.4%(300÷308)、アップルトンは98.4%(250÷254)ですね。

実際のシュート率は、もらい球の時はシュート率は低くなって、それ以外のショットはもう少し高くなることを考えますが、今回はおいときます。

ここから計算すると、
ホーマンとアップルトンがハイラン100の出る確率は
0.974の100乗
0.984の100乗

ハイラン200の出る確率は同じように200乗すればいいです。

ここから計算すると
シュート率が97.4%の人が
ハイラン100を出す確率 7.2%
ハイラン200を出す確率 0.51%
ハイラン300を出す確率 0.037%

シュート率が98.4%の人が
ハイラン100を出す確率 20%
ハイラン200を出す確率 4.0%
ハイラン300を出す確率 0.80%

ですね。意外とハイラン200が出る確率低いですね^^;;ジョン・シュミットのハイラン400とかって凄いですねー。まぁ、ショット成功400でミス1ならシュート率は400÷401= 99.75%ですからねー^^)/

実際のシュート率は相手からの周り球は85%で、それ以外は98.5%や99.2%とかくらいなんじゃないかなーと思ってますが、あくまでも想像です^^;;

カテゴリー
14-1

最初のイメージに引っ張られる

先日、Fatcatさんに行ってきました。ちなみにFatcatさんに行くのは、オーナーの関谷さんに14-1を教えてもらうためです:->

ちなみに関谷さんは昨年の14-1オープンのベストアマです。ビリヤードのシュート力などはトップアマかわかりませんが^^;;、14-1への愛は間違いなくトップアマです。

ここでこんな配置になりました。

 

IMG_0059

周り球でキーボールは2、ブレイクボールは7で、7を左下のコーナーに取る感じですね。

しかし、2へのダシで少し厚すぎました。

これ、ガツンと厚めの球をハジキにいって…抜いて終了 orz

※たぶん、この図よりも少し厚かったです。1ポイントで球1/4個くらいのふりだった気がします。

IMG_0057

 

これ、2から少し押して7をサイドに取りにいってもよかったとのこと…><)

たしかに!

IMG_0058

 

最初の7を左下コーナーのイメージに取られすぎですよね…

 

そもそも7を右下のコーナーにいって、2からワンクッションで割りに行くというのも選択肢も検討すべきでした。たぶんテンボールやナインボールではここまでのミスはしない気もしますが…14-1の最後の4球くらいは負荷がかかりますよねー ><)

最初のイメージに引っ張られすぎ、イメージの箱にとらわれて路線変更できないってのは、エニーボールでは致命的ですね〜。

 

カテゴリー
14-1

ジェイソン・ショウのホップ・ショット

みんな大好き?ジェイソン・ショウのDCCのビデオがあがってますよねー。

これ見てると14:30のブレイクはやっぱり気になると思います。手球がショートして、厚すぎるブレイクになったのをどうこなすかというヤツですね。

これ、スローにしてアップしてる人がいました!

思いっきりノーバウンドでウイングのボールに当たってますね!!

弾かせるってレベルじゃねぇぞ、ってヤツですね^^;;

 

この手の浮かして当てる系のブレイクは軽く浮かす(弾く)というのはやる人もいますが、こんなにガッツリ飛んでるのはあまり見ないですよね〜。

(実は、私が持ってるビデオで同じようなブレイクを2回見たことありますが)

 

このショットは、アメリカではホップ・ショットと言うようです。

ショウはこういう球をさらっとこなしますよねー。

この227のランのビデオも結構ピンチ満載な気がするんですが、しのぐしのぐ。

カテゴリー
14-1

どこを撞く?その2の答え(案)

というわけでどこを撞く?その2の答え(案)です。

ポケット配置20150313001

まず、Aについては引き、Cについては押しが基本だと思います。Bはどちらもありかなー、と思ってます。

というか、Bの球はビリヤードブログあるあるの一つ、図ではよくわからん、だと思います。

というわけで、両方のパターンを書いておくとしますね。

まず引きですよね。軽く引いてセンター付近のイメージ。(といいつつセンターでないのは後述)

ポケット配置20150315002

撞点はやや下、もしくは順下(右)の下成分少なめといった感じでしょうか。

わたしの場合はセンターに持ってこようとするとちょっと足りないことも多いので、安全策でセンターよりも1ポイント手前に持ってこようとイメージしてます。たぶん、ポジショニングが上手い人はもっとちゃんと正しくポジションするでしょう^^;;

あと、Aの配置で、ちょっと厚めだなーと思ったら思いきって強く撞いて、しっかり引きにいきます。

ポケット配置20150315003

 

BとCの配置では押しの選択だと思います。またたびさんがコメントいただいた時はBは押しと書かれていましたが、私はBの配置はいつも悩む感じです^^;;

たぶん、キュー切れの問題で、キューが切れる場合はスクラッチしないけど、キューが切れない人はスクラッチするんだと思ってます。

押しの撞点は真上、もしくは逆上(左上)でしょうか。

真上で弱めでこんな感じで出しに行く場合と(←だいたいイレに不安がある場合)

ポケット配置20150315004
しっかり逆上をついて手球をセンターに返すイメージです。ラックにしっかり当たらなくて、手球が走り過ぎてしまうことも多いイメージがありますが、イメージだけかもしれません^^;;

ポケット配置20150315005

さて、この記事で何が書きたかったかというと、この図です(あくまでイメージ図)

ポケット配置20150315006

押し系でラックにあたった時に、そのまま手球がコーナーに向かっていくことがあると思います。また、そのままスクラッチしなくとも、5段目(最下段)に少し触ってコーナーに向かっていくことも多いと思います。

これは、押しで短クッション側に回避したいのですが、その時にはイメージボールと手球の方向が押しの方向になるということですよね。

つまり、Cの配置はよりスクラッチが回避しやすくて、Aの配置はよりスクラッチが回避しにくいってことですよね。

左斜め下への赤い点線と、A、B、Cの点線をそれぞれ足した方向を考えるとAはコーナーポケットあたりに向かってますが、Cはだいぶ短クッションの1ポイントあたりに向かってますもんね〜。

この記事、ちなみにあくまでへっぽこ級の書いてる記事なので、鵜呑みにせずにへっぽこ級以下の方はいろいろ試してみてください!!

カテゴリー
14-1

どこを撞く?その2

どこを撞く?はこの問題への前フリでした。

ちなみにこれ書こうと思ってたのは、どこかで「14-1のブレイクで押しを使わない人が多いよね〜」という書き込みを見かけたからです。

 

そういうわけでドーン。A、B、C、それぞれの手球位置の時にどこを撞きますか?

 

厳密にはラックのどこに当たるかによるということだと思いますが..^^;;

ポケット配置20150313001

ちなみに私はへっぽこ級なので、答えは知らないままに解答編に続く^^;;

カテゴリー
14-1

タッチ球に逆下

長クッション際のブレイクの件ですが、あの記事の後に試したら少し右(ま右)がいいんじゃないかと思いましたが。

同様に右下はどうだろう?というブラッドさんの指摘についても少しだけ試してみました。

試した回数は5回かもうちょっと、ほんとに少しですね^^;;

試す前に心配したのは、この配置で右下は入れ慣れてないので違和感があって、シュートミスするんじゃないか?ということでした。

これは実際に試すとシュートミスはしなかったので、入れ自体は思ってたような違和感もなく易しかった気がします。

撞点は5時くらいで試しましたが、おおよそこんな感じでしょうか。

ポケット配置20150311001

 

意外と手球はヘッド側に流れます。いや、意外というか結構流れます。上の長クッションに入ってから、ヒネリでくっと、ヘッド側に寄ってくる感じですね。

遠いものの試した範囲では全て入れが残っていて、ランが続けられるような配置でした!!ちょっと遠いですが^^;;

ちなみにこの球、ラックがないとどうなるかというとこんな感じでした。

ポケット配置20150311002
これ、使えますよね〜。

こういうダシって、だいたい、ドヤ顔して撞いてダシがオーバー(引き過ぎかヒネり過ぎ)しがち^^;;

ヒネリを増やし過ぎたり、無理にキューを効かしにいってショットが強くなってしまってミスったり、とやっちゃいますが、合い撞きの時でもサラっとこなしたいですねー。